Worlds
始まりは夢だった
只の夢だと思ってた
思っていたのに ―――
リーシャ暦7469年、各地で夢≠見る者達が現れ始めた。
その夢は、這い寄る闇に世界が覆われ、崩壊、消滅してしまう内容だった。
やがてその数は増してゆく。
始めは少数だったが、次第に各地で何人もの証言が上がり始めてきた。
「世界が滅ぶ」「皆死んでしまう」
不吉な言葉が飛び交い、人々の間で密かに不安の渦が広がっていく。
噂やデマが生まれてゆき、疑問がいくつも膨らんでゆく。
緊張が高まりつつある中、決定的な言葉が突如漏れる ―――
それはリーシャの夢巫女が発した言葉。
「私は世界が滅ぶ夢を見ました」
千里眼を持って生まれた夢巫女の予言。
それは未来を確定しているに等しい。
王を含む各地の重鎮達は、その言葉に慌てふためき、慄いた。
―― このままでは、本当に世界が滅んでしまう。
こうして国家は夢≠フ探索を人々に命じた。
何故滅びるのか?
どうやって滅びるのか?
滅びを食い止める方法は無いのか?
情報に応じて賞金を譲渡される、と各国家は公式発表。
沸き立つ者達は、一攫千金を目指し、次々と探索に赴いた。
――― そして物語は始まる……
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